GoogleAnalyticsのIPフィルタがいつの間にか反映されなくなる時の対処方法
みなさん、おはようございますこんにちはこんばんは!ハルです。
今回はGoogleAnalyticsの設定に関する記事です。
IPフィルタを設定してフィルタリングされたのを確認していたのに、いつの間にか反映されないようになっていた時の確認事項と対処方法をご紹介致します。
もくじ
確認する事
原因の特定の前に反映されなかったIPアドレスが間違っていないか確認して下さい。
開発環境などご自分のIPアドレスを確認するには、ルータの設定画面や下記のようなサイト(IPv6対応)で確認出来ます。
→My IP Address Information-What Is My IP Address?
IPv6プラス接続による動的IPアドレスでの接続が正常に出来ている場合、プロンプト→ipconfigでは「一時 IPv6 アドレス」、アダプタの状態→詳細では「一時的なIPv6アドレス」の所に表示されているアドレスがフィルタ対象のIPv6アドレスになります。
固定IPアドレスやIPv6PPPoEなど他の接続方法は経験が無いので説明を割愛します。
フィルタで開発環境からのアクセスを除外したい場合などはグローバルIPアドレスを設定しなければいけませんのでご注意ください。
また、IPアドレスの確認サイトによってはIPv6未対応のサイトもあります。その際IPv6で接続していてもIPv4のアドレスが表示される事がありますので間違えないようにご注意ください。
現在の接続判別には以下のサイトで確認出来ます。
→IPv4/IPv6接続判定ページ-JPNE
考えられる原因と対策
動的IPアドレスを使用している
プロバイダから与えられるIPアドレスは固定IPアドレスと動的IPアドレスがあります。固定IPアドレスは基本的に契約をしないと貰えませんので、契約した覚えが無い方は動的IPアドレスと思ってください。
動的IPアドレスはルーターの再起動などで再接続した時など様々なタイミングで変動します。(プロバイダにより変動するタイミングは違いますので詳しくは契約しているプロバイダにご確認下さい)
また、IPv4アドレスとIPv6アドレスで変動のタイミングが違う事があります。私の契約しているプロバイダの場合は、IPv4アドレスは変動しにくいようですが、IPv6のアドレスが良く変動しています。この時、前方4つのセグメントは変動しにくく後方4つのセグメントが再接続など関係せずによく変動しています。
対策案1
IPv6の場合、変動しない前方のセグメントを「前方が一致」にしてフィルタに設定。
私のサイトのように小さいサイトの場合「作業時アクセス分の誤差」の方が、「前方4セグメントが同じ読者来場時分の誤差」よりも遥かに大きいであろうという理由からそのようにしています。ご自身のサイトにおいてフィルタリングした際に出る誤差を加味して対応される事をお勧め致します。
例:IPアドレスが「123s:45o:678u:234r:56c:e7so:41ul:ce9」の場合 → 「123s:45o:678u:234r」
対策案2
固定IPアドレスの契約をする。
個人で使用の場合月額約1000円くらいから固定IPアドレスの契約が出来るのである程度大きいサイトの方は固定の方が良いかもです。
対策案3
IPアドレスではなくカスタムディメンションでフィルタする。
IPアドレスによるフィルタより設定は複雑ですが、確実にお金をかけずにフィルタ出来ます。
まとめ
固定IPアドレスの取得はお財布と相談といったところでしょうか。私の場合人気の記事を表示する以外今のところPV数を見てニヤニヤするくらいにしか活用出来ていない為、動的IPアドレスで我慢しています(笑)
それでは今回はここまで。また次回更新時もお付き合い頂けるとうれしいです。
ありがとうございました!
公開年月日:2018年04月14日
更新年月日:2022年03月21日